【開催報告】メンタルヘルス養成講座の開催報告について
- ♦開催実施日時:2022年2月4日(金)10:00~15:00
- ♦方 法:オンライン(Zoomミーティング)
- ♦参加者数:65名(うちAMのみ参加は13名)
- ♦講 師:山際 洋一(NPO法人メンタルレスキュー協会 MRインストラクター)
被災者・避難者から相談を受ける側の立ち位置で、コミュニケーション絡みの悩みを解
消すべき問題解決の手がかりの一つとして、NPO法人メンタルレスキュー協会の協力を
賜り、メンタルヘルス養成講座を開催しました。
講座内容は大変分かりやすく、ロールプレイングでの実践的な練習など、参加者の皆さまから好
評を得て無事終了することができました。
■講座の実施報告
午前の部では、相談者が陥るショック「ファーストショック;体や感情の一時的反応・セカンドショック:疲労の症状)」の解説と、今回の講座の主題となる「メッセージコントロール」について、詳しく解説があり、コミュニケーション全般に非常に効果のある基本技術(表情、相槌の打ち方、話のスピード、要約の仕方、質問の仕方など)を一つ一つ理解し学ぶことができました。
午後の部では、豊かな表情や、声のトーンや大きさ、速さ、相槌の打ち方などをメンタルレスキュー協会スタッフから実践形式で学ぶことができました。
講座の最後に、相談者(クライアント)がどのようなメッセージとして受け取ったかを意識しながら、じっくりと話に耳を傾ける「傾聴」を基本とし、質問したくなったら、その前に必ず短い要約を入れ、リズムを遮らないように留意することがポイントであること。
また、相談を聴く側(支援者)は、自らのストレス等に理解を深め、自分自身のセルフケアも大切にすることが、支援を続けていく中でとても重要であると話がありました。