【実施報告】(6/17)「令和4年度 第1回ふくしま広域こころの ケアねっと全体会」開催しました
■開催日時;2022年6月17日(金)13:00~16:00
■開催方法;ハイブリッド(ならはCANvas・ZOOM)
■参加者数;15団体24名
〇会場参加者14名
・米倉 一磨(NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会/相馬広域心のケアセンター
なごみ センター長)
・黒田 裕子(一般社団法人福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター基幹センター業務部 副
部長)
・東條 仁美(一般社団法人福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンターふたば出張所)
・四條 拓哉(一般社団法人8色基幹相談支援センター)
・鵜沼 英政(NPO法人みんぷく 事務局長 )
・小林 奈保子(いわき・双葉の子育て応援コミュニティcotohana 共同代表 )
・野田 幸裕(復興庁ボランティア・公益的民間連携班/男女共同参画班/被災者支援班 参事官)
・板村明日香(復興庁ボランティア・公益的民間連携班/男女共同参画班/被災者支援班 主査)
・佐藤 一幸(復興庁福島復興局企画班 参事官)
・鈴木・山中・菅野・鈴木(啓)・高島(一般社団法人ふくしま連携復興センター)
〇オンライン参加者9名
・古山 綾子(福島県立医科大学健康増進センター 保険技師)
・松本 貴智(福島県立医科大学大学健康管理センター/ふくしま心のケアセンター子どもの心のケア
センター)
・ダナンジ・フェルナンド(SJW日本のくらしによりそう会 代 表)
・佐藤 静香(NPO法人ビーンズふくしま )
・佐藤 純子(公益財団法人日本YWCAカーロふくしま 幹 事)
・ダクルス・久美(よりあいコミュニティソーシャルワークス 代表)
・福田 仕(一般社団法人カリタス南相馬)
・片平 祥則(一般社団法人ふくしま連携復興センター 事務局長)
・小林 潤子(一般社団法人ふくしま連携復興センター 相談支援班)
【開催目的】
東日本大震災及び東京電力福島第一原発事故による放射能災害の影響で、被災地域においては複雑かつ深刻な課題を抱えているが、いまだ支援体制が不足し、支援の枠から漏れてしまうケースもある。
こうした状況を鑑み、地域の社会資源を有効活用しながら、精神保健の専門家等と住民を取り巻く、地域のコミュニティ及びコミュニティ支援を行う団体等が繋がり、心のケアに係る横断的で包括的な連携体制の構築を通して、支援の網(セーフティーネット)を広げる。
【会議内容】
当日は、ふくしま広域こころのケアねっとの専門家チーム・連携団体、オブザーバーとして復興庁・復興局の方々に参加いただきました。会は二部構成で進められ、第一部ではこころのケアねっとの支援体制と相談の流れを説明し、実際に相談フォームに入力を行いました。
実際に出た意見として、リーフレットの利用規約が長く相談しにくいという意見や外国人支援者のために英語版のリーフレットを作成してほしいとの要望をいただきました。この意見を受け、今後リーフレットの簡素化と英語版の作成を進めることで合意しました。
第二部では各団体の情報共有とディスカッションを行いました。情報共有では各団体の近況とリーフレットをどう活用できるかを共有いただきました。ディスカッションでは、ヤングケアラー、子育て支援、障がい者・高齢者支援、支援者が直面する課題などが議題に上がり、震災後10年を経てもいまだに多くの課題が被災地に残されていることを再確認しました。
ふくしま広域こころのケアねっとはコミュニティレベルで被災者支援を行う団体を対象にした支援ネットワークです。今後も関連団体と連携し、被災地域における包括的な支援体制構築を目指し、連携会議を開催していきます。
~連 絡 先~
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