• 実施報告
  • 2025.07.15

【実施報告】(7/7)シンポジウム「福島県における災害/復興公営住宅の生活再建の現状と課題 」

シンポジウム「福島県における災害/復興公営住宅の生活再建の現状と課題~変わりゆく生活環境と多様化する住民ニーズ~」を開催しました。

■開催日時:2025年7月7日(月)13:00~16:20
■開催場所:いわき産業創造館(LATOV)6階企画展示ホール
■開催方法:第一部 ハイブリッド開催(会場参加及びzoomを使用したオンライン参加方式)
                       第二部 会場参加者のみ
■参加者数:会場参加82名、オンライン参加78名 計160名
【開催内容】
第1部
パネルディスカッション 「福島の生活再建の現状と課題~変わりゆく生活環境~」
モデレーター:福島大学行政政策学類 教授         西田 奈保子 氏
パネリスト:
復興公営住宅:城北団地 自治会長         加藤 直人 氏(会津若松市)
                               石倉団地 自治会長      田村 智則 氏(二本松市)
                               泉本谷団地 管理会管理人代表    髙橋 郷子 氏(いわき市)
災害公営住宅:大川原災害公営住宅
                               おおがわら会 会長                           山本 千代子 氏(大熊町)

第1部では、「福島の生活再建の現状と課題~変わりゆく生活環境~」と題し、パネリストとして県内の災害/復興公営住宅の会長、自治会長、管理人代表の4名の皆様にご登壇いただき、テーマ:コミュニティ運営、防災・見守り体制、担い手の育成についての現状や課題をお話しいただきました。


事後アンケート内容(一部抜粋)
・県外で支援活動に携わっておりますが、福島県内の実情については、なかなか十分に把握することが難しいのが現状です。今回のように「変わりゆく生活環境と多様化する住民ニーズ」といったテーマを取り上げていただき、福島の現状を直接聞ける機会を、毎年継続的に設けていただければ県外にいる支援者としてとても勉強になります。こうした取り組みが、支援する側とされる側との相互理解を深め、より効果的な支援につながるのではないでしょうか。

第2部 ワークショップ「多様化する課題とその対応について」 
第2部では、「多様化する課題とその対応について」と題し、パネリストと参加者を交え、第1部のテーマに沿った課題を整理し、参加者全員が住民目線となり、「住民だけでできる取り組み」や「住民と他の機関の連携があればできそうなアイディア(工夫)」をそれぞれ考えていただき、今後の対応策について活発な意見交換が行われました。その後、各グループからでた意見を代表者に発表いただきました。


事後アンケート内容(一部抜粋)
・テーマ毎に課題を抽出する際、それぞれ立場が違くても考える課題が同様のものが多かったが、取り組みの方法は自分では思いつかないアイディアもあり学びになった。

※当日配布いたしました「資料1」の7ページ「パネリストご紹介」の項目において、掲載写真(城北団地)の内容に誤りがございました。
このたび、関係者の皆様にはご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことがないよう、確認体制の一層の強化に努めてまいります。