復興を前進させ、ふくしまが新たな価値を創造するためにふくしまの課題解決に取り組む人や組織が有機的に結びつき、それぞれの役割を充分果たせるよう下支えをする団体です。
ふくしま連携復興センターが目指す福島の姿 (ビジョン)
ふくしま連携復興センターは、
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故が
投げかけた課題を教訓として、
その課題解決に取り組む多様な主体が
連携を深化させ、人口減少・経済格差・
社会的孤立の拡大防止に取り組む
「共に助け合う市民社会・ふくしま」を目指します。
ふくしま連携復興センターがやるべきこと (ミッション)
1.世界史上初めての複合災害での被災者を一人も取り残す
ことの無いよう「原発事故 子ども・被災者支援※」に
基づく「留まる」「避難する」「戻る」の住民の自己
決定を尊重した支援継続をします。 【支援継続】
2.東日本大震災への対応で得られた知見や教訓、被災実態
の風化を防止するための情報発信を継続して行います。
【風化防止】
3.人口減少、格差拡大に伴う地域社会の衰退に対し、市民
協働の活動をさらに促進させます。 【社会課題】
4.今後起こりうる大規模災害に対し、市民・行政の連携を
深めることで防災・減災への備えを強化していきます。
【災害対応】
5.福島が抱える課題解決に取り組む市民活動団体等と、広
範かつ積極的に連携を図り「共に助け合う市民社会・ふ
くしま」の構築に寄与します。 【市民社会】
※東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律(平成24年法律第48号)の略称。
これまでの活動
2011年3月11日 東日本大震災の発生
2011年7月に設立
復興ネットワークを俯瞰して被災者・被災地に「抜け」、「漏れ」のない支援を。
東日本大震災に伴う被災した地域および 被災者自身の自立的な復興を目指し2011年7月に、福島大学災害復興研究所や県内のNPOとともに設立しました。 様々な支援のコーディネートやネットワークづくり、情報発信、事業連携・協働推進をサポートする「中間支援組織」として活動を開始しました。
会員や市民らとともに、復興活動を推進
会員等とともに、福島の復興や個別課題を語らい、次のアクションにつなげていく定例ミーティング。現在は不定期で開催。
避難指示の解除を目前にした浪江町民とともに「3年後にどんな暮らしをしていたいか?」「そのために必要なことは?」について考えるワークショップを2017年3月まで3回実施。
復興の進む新地町を会員等とともに訪れ、復興のプロセスを学ぶスタディーツアーを2013年6月に実施。
福島県内で活動する復興支援員及び地域おこし協力隊の取り組みを、県民に広くPRする報告会を実施。